ディズニーって儲かってるの?貸借対照表から紐解く裏のディズニーの真相

社会人一年目で、ハウスメーカーで戸建て住宅の設計をしています。
経営者になることを目標にここでは、起業をするために必要なスキルを中心に解説しています。

【MUP WEEK18】財務スキル(BS)

今回は貸借対照表(PL)にいつも紐付く【損益計算書(BS)】について解説していきます。

前回:【MUP WEEK16】財務スキル(PL)について⇩

この記事はどんな人におすすめか?

  • 経営者を目指している方
  • 株式投資を始める方

この記事でどんなスキルが身につく?

  • 会社の資産がわかる
  • 会社の経営状況がわかる

先日こんなツイートをしました。

前回は貸借対照表(PL)について解説してきましたが、今回は損益計算書(BS)についてです。

ビジネスや経営をやる人はやらずに通ることができない「会計」です。

この記事を見れば、ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドのBSを当てることができます。

PLとBSの違い

まず、この2つの理解から始めていきます。

損益計算書(P/L)

損益計算書(P/L)とは、一定期間の経営の成績表(利益)のことを言います。

例えば、1年間で幾らの利益を出したのかを言います。

貸借対照表(B/L)

貸借対照表(B/L)とは、一時点の財政状態の指標を言います。

これは期末時点での、会社に存在する財産の状態を表します。また会社資金の調達と運用の状況を表します。

貸借対照表(B/L)について

まず、この画像の構図を理解するところから始めたいと思います。

貸借対照表(B/L)は、以下の2つに分けられます。

  • 調達状況:銀行や株主から集めた資金
  • 運用状況:投資・不動産や有価証券の資金

そこからさらに、以下のようにわけられます。

調達状況
  • 流動負債:銀行からの借入などの返済が必要な負債
  • 純資産:株主からの返済が不要な資産

銀行や株主から集めた資金「調達状況」を投資不動産や有価証券の資金「運用状況」に使うことが全体の構図です。

次に「資産」「負債」「純資産」を分けて詳しく解説していきます。

資産「運用状況」について

企業は資産を活用してお金を回収します。
その調達したものを運用する「資産」についてです。

資産はお金を回収するスピードに応じて「流動資産」と「固定資産」にわけられます。

回収するスピードが速い方が「流動資産」、遅い方が「固定資産」です。

流動資産について

流動資産について
  • 在庫
  • 売掛
  • 現金

具体例で解説します。

具体例

例えば、カフェならコーヒー豆を100円で仕入れて、コーヒーとして500円で売るというのが普通ですよね。

ここでコーヒー豆が売れていない状況は在庫です。この在庫はコーヒーを頼まれるとなくなっていきます。

このように、仕入れから売るまでの、資金の回収のスピードが速いものを「流動資産」と言います。

固定資産について

固定資産について
  • 備品
  • トラック
  • 建物

具体例で解説します。

具体例

例えば、10億円でビルを買って賃貸で貸し出すとします。10億円で購入しても賃貸として元を取るのには30年とかかります。

また、トラックを500万円で購入しても、そのトラックを活用してものを運んで500万円の仕事をしないと元を取れません。

このようにお金を回収するスピードが遅いものを「固定資産」と言います。

まとめ

まとめると、
調達した資金を運用するのに、その資金は2つに分かれて、その分かれる軸が「お金の回収スピード」ということです。

負債「調達状況」について

その次に調達状況の負債について解説していきます。
負債は「流動負債」と「固定負債」に分けられます。

流動負債について

流動負債について
  • 買掛
  • 短期借入(1年以内)

このように、「流動負債」は返済期限が短い負債のことを言います。

固定負債について

固定負債について
  • 社債
  • 長期借入(1年以上)

具体例で解説します。

具体例

例えば、機械関連の仕事で10億円の工場を作るとなると、10億円の借入が必要になります。

その借入を返済するのには30年とかかるので、これは長期借入となり、「固定負債」となります。

このように、「固定負債」は返済期限の長い負債のことを言います。

純資産「調達状況」について

最後に純資産についてです。
純資産は「資本金」と「利益余剰金」に分けられます。

資本金について

資本金について
  • 資本金
  • 利益余剰金(前年で余った利益)

その他について

その他について
  • 評価換算差額
  • 新株予約金

このように、純資産とは手元に残って返済する必要のない資産ということです。

問題:ディズニーのBSは?

ではここで問題です。

ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドのBSはどれかわかりますか?

答えは最後に教えます。
では、1~3を解説して答えを確認していきましょう。

オリエンタルランドのイメージ:解説

まず1~3の解説に入る前に、オリエンタルランドのイメージをする必要があります。

オリエンタルランドのイメージ
  • ディズニーランド運営だから土地建物が高い?
  • 土地建物=固定資産が高い?
  • ずっと黒字を出しているから儲かっている?=純資産が多いんじゃないか?
  • 信用格付けがAAだったから財務状況はいいはず

イメージ:1

まず、イメージの中の

  • ディズニーランド運営だから土地建物が高い?
  • 土地建物=固定資産が高い?

という観点から見ると、固定資産が多いところに該当します。

①②は比較的多いので該当するが、③は少ないので該当しないことがわかります。

イメージ:2

次に、イメージの中の

  • ずっと黒字を出しているから儲かっている?=純資産が多いんじゃないか?
  • 信用格付けがAAだったから財務状況はいいはず

という観点から見ると、財務状況はいいということがわかります。

では財務状況がいいとはどこを見ればいいのか?
財務状況がいい=流動資産が多い=流動資産をすぐに支払う。ということになります。

そうすると、①は流動負債よりも流動資産が多いが、②は流動資産より流動負債の方が多いので、財務状況がいいのは①ということがわかります。

ということは答えは①なのではないか、、、というところですが、

ここで財務状況がどれだけ安全なのかを確認しておきます。

財務状況が安全かどうかは、流動比率が高いと安全ということになります。逆に小さいと安全性が低いことになります。

流動比率の求め方

流動比率

流動比率=流動資産/流動負債×100

ついでに、、、

通常では200%が望ましいと言われているが、日本では信用情報が発達しているので150%程度でも安全です。

これは株式投資の時に企業がどんな業績なのか?安全なのか?を判断する時に使うと有効です。

  • ①では流動資産100万円・流動負債50万円としたら、流動比率は200%になります。
  • ②では流動資産50万円・流動負債100万円としたら、流動比率は50%になります。

また「信用格付けがAAだったから財務状況はいいはず」という観点は純資産が多いことを表します。

ということは純資産の多い①が該当します。

答え:?

このように考えると、①がディズニーランドを運営しているオリエンタルランドのBSになることがわかります。

ちなみに

①がオリエンタルランドだったのに対して、②は東日本鉄道・③はミクシィです。

②東日本鉄道

②の東日本鉄道は、線路を引くための土地・車両がとても膨らんでいます。
そのため固定資産が多いです。

③ミクシィ

③のミクシィは、IT企業です。
IT企業は設備や建物などほとんど必要ないため、固定資産がかなり少なくなります。その分純資産は大きくなる傾向があります。

解答タクマのまとめ

いかがでしたか?

このように「損益計算書(BS)」を見れるようになるだけで、会社の安全性がわかります。

そうすると、この会社の社債は買った方がいいけど、この会社の社債は買わない方がいいなというように、損益計算書(BS)を見れるだけで色々な見方ができます

これは株式投資にも十分活用できるので覚えておいて損はないスキルだと思います。

インスタもやってるので、フォローよろしくお願いします。

MUPに入学した感想

⇩MUPに入学してみての感想です⇩

この記事を書いた人

アバター

takuma

【経歴】
●1997年年生まれ、岐阜県出身。たくまと言います。

●高校3年間は成績学内1位。その後、名古屋の名城大学を卒業

●2020年4月に東証一部上場企業に新卒入社し、webデザインとコンテンツ販売で副業をしています。

●webデザイン / コンテンツ販売 / ブログなどで月6桁達成。